ビットコイン積立のメリット・デメリット【初心者でも失敗しない】

ビットコインへの積立投資に興味がある人
「ビットコインの積立をするメリット・デメリット、やり方などを知りたい。というか、、、本当にビットコインの積立が有効なのだろうか?仮想通貨投資でリスクを抑えつつ安定して利益を出したいので、効果的な方法を知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- ビットコイン積立のメリット・デメリット
- ビットコイン積立にオススメのやり方
- 自動積立サービスを提供している取引所
- 積立以外のリスクを抑えた仮想通貨の運用方法
- 仮想通貨投資で利益を出すために必要な心構え
- 仮想通貨でリスクを抑えつつ資産を増やそう
この記事を書いているぼくは仮想通貨の投資歴2年。
2021年10月1日よりビットコインの積立投資を開始。
現在はこれまでの投資経験を生かして仮想通貨Webライターとしても活動しています。
ビットコインの積立投資について、実体験に基づいて解説します。
1.ビットコイン積立のメリット・デメリット

ビットコイン積立のメリットとして以下の3点あると感じています。
- 少額で始められる
- 究極の時間分散が可能
- 価格が下がっても喜べる
順番に解説していきましょう。
1-1.少額で始められる
ビットコインの積立投資は少額で始められます。
取引所によっては最小1円からビットコインを購入できるからです。
日本株・米国株より少額で済む
ビットコインへの投資は株とくらべても軍資金が少なくて済みます。
- 日本株:100株単位じゃないと購入できない → 1株1,000円としても10万円必要
- 米国株:GAFAで株価が最も小さいのはApple → 記事執筆時点で180ドル(=約20,000円)
- ビットコイン:1BTC = 5,400,000円 → 取引所によっては1円単位で購入可能
ビットコインへの投資は株よりはるかに手軽に挑戦できるのです。
よくある質問:そんな少額で投資しても意味あるの?
「そんな少額で投資しても意味あるの?」という疑問もあると思います。
たしかに100円や200円を積み立てても大金持ちにはなれないでしょう。
しかしその100円を銀行に眠らせておくくらいなら、ビットコインなどの資産に換えておいた方がまだマシなはず。
少しでもお金が増えるなら御の字かと。
1-2.究極の時間分散が可能
ビットコインへの積立投資であれば、究極の時間分散が可能です。
なぜなら24時間365日相場が動いているから。
そのため自動積立には毎日積立プランも用意されています。
だから限界までリスク分散させることが可能なのです。
1-3.価格が下がっても喜べる
積立投資であれば、たとえビットコインの価格が下がったとしても喜ぶことができます。
その分だけ安くビットコインを買うことができるからです。
価格が下がった場合の心理状態を一括投資と積立投資で比較するとこんな感じ。
- 一括投資:価格が下がるほど損失拡大。精神的にもシンドい……。
- 積立投資:価格が下がるほど安く買うチャンス。むしろありがたい。
最近のぼくは、むしろ「下がれ!」と思いながら値動きを観察しています笑。
こんな精神状態でいられるのもビットコイン積立の魅力ですね。
ここまでビットコイン積立のメリットについて話してきました。
次は以下のデメリットを解説していきましょう。
- 短期的には暴落する可能性あり
- 一攫千金は不可能
- 退屈で面白くない
1-4.短期的には暴落する可能性あり
ビットコインの価格は短期的には大幅に下落する可能性が高いです。
20%くらいの価格変動は日常茶飯事だから。
仮想通貨に慣れていない人にとっては大暴落のように感じられるはずです。
というか、いざ20%の下落が来るとぼく自身も一瞬動揺してしまいます、、、。
「これはチャンスだ」と自分に言い聞かせることでなんとか持ち直しています笑。
積立投資にとって暴落はむしろチャンスだということを肝に銘じておきましょう。
1-5.一攫千金は不可能
ビットコイン積立で一攫千金は不可能でしょう。
積立投資はリスクを抑えて安定した利益を得る投資手法のため、目的が異なるからです。
「億り人」を目指すならビットコイン積立は向いていない
いわゆる「億り人」を目指すなら、暴落した時に全財産を投じるぐらいの分析力と度胸が必要となります。
よって積立ではなくふつうに投資した方がよいでしょう。
ビットコイン積立で得られるのは長期的かつ安定的な値上がり益です。
短期間のトレードで一攫千金を狙いたい人には向いていませんので注意してください。
1-6.退屈で面白くない
積立投資は退屈です。
決まった日に決まった額を機械的に買っていくだけだから。
長期目線でコツコツ積み上げるタイプの投資なので、リスクを楽しみたい方には不向きです。
2.ビットコイン積立にオススメのやり方
ここまででビットコイン積立のメリット・デメリットを解説してきました。
つぎはビットコイン積立にオススメのやり方を紹介したいと思います。
結論として、自動積立サービスを利用するのがオススメです。
なぜなら、最初に設定してしまえばその後の作業は一切不要だから。
取引所によっては入金する手間も省けるため、投資にそこまで時間を割きたくない人には最適です。
よくある質問:自動積立に欠点はないの?
「自動積立にデメリットはないのか?」と疑う人もいるでしょう。
結論から言うと、、、少しだけ割高です。
販売所価格といって取引所が約2~3%ほど手数料を上乗せした金額で購入することになります。
「とにかく手数料が惜しい」あるいは「自身の資産としっかり向き合いたい」という人は手動で取引するのもわるくないと思います。
3.自動積立サービスを提供している取引所
現時点でビットコインの積立サービスを提供している取引所には以下があります。
- コインチェック
- ビットフライヤー
- GMOコイン
それぞれの情報をかんたんに紹介していきます。
くわしく知りたい方は以下の記事をどうぞ。
»ビットコインの自動積立ができる取引所を比較【失敗しない選び方】
3-1.コインチェック

特徴は以下のとおり。
- 月々1万円〜、1000円単位で設定可能
- 月イチプラン・毎日つみたてプランから選択
- 銀行口座からの引き落としに対応
毎日つみたてプランの場合、1ヶ月のトータル金額が1万円を超えればOKです。なので毎日500円購入とかも可能。
さらに銀行口座からの引き落としに対応しているため、コインチェックへの入金すら不要です。
これはほかの取引所にはないメリットかなと思います。
»無料でコインチェックの口座を開設する
※コインチェックではビットコインを手数料タダで購入できるので、手動で積立したい人はコインチェック一択です。
3-2.ビットフライヤー

特徴は以下のとおり。
- 月々1円〜、1円単位で設定可能
- 毎日1回・毎週1回・毎月2回(1日と15日)・毎月1回(好きな日)から選択
月々1円〜は業界最低水準です。
投資頻度の選択肢もどこより多いですね。
「少額で積立をしたい」そんな人にオススメです。
»無料でbitFlyerの口座を開設する
3-3.GMOコイン

特徴は以下のとおり。
- 月々500円〜、500円単位で設定可能
- 毎日1回・毎月1回(10日)から選択
- シミュレーションツールが便利
- 最大で月に50,000円までしか積立できない
コインチェックとビットフライヤーが100万円まで積立できるのに対し、GMOコインは50,000円までしか積立ができません。
正直言って、サービスそのものに独自性はそこまで見つけられませんでした。
ただし、こちらの積立シミュレーションツールは非常に使いやすくて便利です。
ぜひ利用してみてください。
»無料でGMOコインの口座を開設する
4.積立以外のリスクを抑えた仮想通貨の運用方法
この記事を読んでいるあなたは、仮想通貨で安定的に利益を出したいと考えているはず。
そこでこのパートでは、積立以外にリスクを抑えた運用のできる方法を紹介します。
その方法とは、「レンディング」です。
レンディング = 貸仮想通貨

レンディングサービスとは貸仮想通貨サービスのことを指します。
預けておくだけで利息がもらえちゃう、定期預金のようなイメージです。
どうせ仮想通貨を保有しているなら少しでも利息をもらえた方がお得ですよね。
先ほど紹介した3社のうち、コインチェックとGMOコインはレンディングサービスを提供しています。
参考までにビットコインを預けた場合の両者の利率を紹介しておきます。
銀行預金よりはるかに利率が高いですね。
お好きな方を利用してください。
5.仮想通貨投資で利益を出すために必要な心構え
リスクを抑えて利益を出すためには、積立投資やレンディングといったサービスの利用だけでは不十分です。
メンタル面も重要になります。
そこで最後に仮想通貨で利益を得るために必要な心構えを2つ紹介します。
5-1.とにかく長期保有
とにかく長期保有が大切です。
一度買ったら絶対に売らないくらいの気持ちで投資しましょう。
仮想通貨=構造的な成長
日本ではまだ「仮想通貨なんて怪しい」という声が根強く残っています。
しかし、世界的には着実に仮想通貨の社会実装がすすんでいるのです。
- エルサルバドルでビットコインが法定通貨として採用
- ニューヨーク市長が給与をビットコインで受け取る
- カナダでビットコインETFが承認
こうした例は今後もたくさん出てくるでしょう。
だから目先の価格変動に惑わされずに保有し続ければ、遅かれ早かれ芽が出るのは間違いありません。
想定されるツッコミ:お前の言うことだけじゃ信用できないよ!
ぼくが「長期保有すべき」といったところで説得力は低いかもしれません。
そこで2人の偉大な投資家の言葉を借りたいと思います。
①ウォーレン・バフェット
一人目は世界一の投資家、ウォーレン・バフェットです。
バフェットはこのような言葉を残しています。
Only buy something that you’d be perfectly happy to hold if the market shut down for 10 years.
ー今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられる企業だけを買いなさい。
実際、バフェットはコカ・コーラ社やアメリカン・エキスプレス社の株を何十年も保有しています。
誰より説得力のある言葉でしょう。
②孫正義
二人目は孫正義です。
孫さん率いるソフトバンクGは現在、投資会社化しており世界最大級の資金を運用しています。
そんな孫さんは次のような発言を過去にしています。
アメリカの金利が下がったとか上がったとか、為替が上がったとか下がったとかはささいなノイズ。どの産業が構造的に飛躍していくか、そういうことを見るのが一番大切。
孫さんの運用するソフトバンク・ビジョン・ファンドは、いまは赤字だけれども世界に革新をもたらすベンチャー企業に多数投資しているのです。
「どの産業が構造的に飛躍していくか」
この産業こそが仮想通貨だとぼくは考えています。
5-2.王道の銘柄に投資する
仮想通貨に投資する際は王道の銘柄に投資することが重要です。
より安定した成長が見込めるからです。
資金が少ない人ほど一発逆転を狙ってマイナーなコインに投資しようとする傾向があります。
アルトコインは要注意!
もちろん、アルトコインに投資することが悪いわけではありません。
しかし、大して理解していないのに雰囲気で投資しても損するだけです。
思考停止で買っていいのはビットコインくらい。せいぜいイーサリアムがギリギリでしょう。
アルトコインに資金を集中させるのはとても危険です。
まずは王道のビットコインから始めましょう。
6.仮想通貨でリスクを抑えつつ資産を増やそう
最後に記事全体の結論として、初心者でも仮想通貨で安定的に資産を増やすことは可能です。
自動積立・レンディングといったサービスの活用、長期投資・王道銘柄の保有といった戦略を駆使すればリスクは大幅に軽減できます。
世の中には仮想通貨に対してギャンブル的なイメージを持っている人が多いです。
ですがそれはこうした情報を知らないだけ。
この記事を読んだあなたであれば、リスクを抑えつつ仮想通貨で利益を得られるでしょう。
あとは行動するだけです。
自動積立サービスを提供している取引所
- コインチェック:銀行から自動引き落とししてほしい人、手動で積立したい人向け
- ビットフライヤー:少額で積立したい人、できるだけ上乗せされる手数料を抑えたい人向け
- GMOコイン:シミュレーションツールを利用したい人向け
※こちらでビットコイン積立の運用成績も報告していますのでお時間ある方はご覧ください。