かずやブログ Written by KAZUYA

仮想通貨DYDXとは?投資理由と購入方法・ステーキングを解説!

仮想通貨

dydXに投資すべきか迷っている人
「dydXに関する情報が知りたい。最近名前を聞いたから調べているけれども今ひとつよく分からない、、、。投資すべきか迷っているから判断材料となる情報を教えてください」

こんにちは、かずやです。

仮想通貨の投資歴は2年、現在は仮想通貨Webライターとしても活動中。
dydXについて知りたい方へ向けてこの記事を書いています。

※アルトコインに関心のない方は、これ以上読んでも価値はありません。

dydXに投資すべきか?

仮想通貨の世界には5,000種類以上のアルトコインが存在します。

しかし有望なのはそのうちのほんの一握りだけ。
ネットで調べても、「なぜ投資すべきか」まではわかりませんよね…。

そこでこの記事では、『データを交えて』dydxを解説していきます。
ぼく自身dydXに投資しているため、信頼の担保につながるかなと思います。

DYDXとは?

DYDXとはまずは基礎データから。(CoinMarketCap参照)

  • 名称:dydX
  • シンボル:DYDX
  • 価格(2022年1月時点):約790円
  • 時価総額(2022年1月時点):138位
  • 時価総額ランキング(2022年1月時点):約510億円
  • 公式サイト:https://dydx.exchange/

dydXはデリバティブ取引を提供するDEXです。
イーサリアム上で開発されています。

デリバティブ取引とは

金融派生商品取引の意味。FXのようにレバレッジをかけられる取引のイメージでOK。

DEXとは

「Decentralized Exchange(=分散型取引所)」の略。銀行や証券会社の仲介なしにプログラムだけで動く無人の取引所。このプログラムをスマートコントラクトと呼ぶ。

DYDXの歴史

DYDXのCEOアントニオ・ジュリアーノ

dydXは19人で立ち上げられたスタートアップです。

創業者兼CEOのアントニオ・ジュリアーノはコインベースのエンジニアとして働いていた経験があります。

コインベースの成長を見守るうちに、仮想通貨市場にもデリバティブ取引が求められることを予見し退職。
dydXの設立に至りました。

dydXの特徴

dydXの特徴として以下が挙げられます。

  • 特徴1:ガス代の削減
  • 特徴2:ステーキングに対応
  • 特徴3:ガバナンストークンとして機能

順番に解説します。

特徴1:ガス代の削減

イーサリアム上の取引では、ガス代と呼ばれる手数料が徴収されます。
このイーサリアムのガス代高騰が、仮想通貨マーケット全体の課題として認識されているのです。

しかしdydXはこのガス代の削減に成功しています。

イーサリアム上での開発をベースとしながらも、StarkWareという別のブロックチェーンを部分的に活用することでガス代の軽減・処理の高速化を実現しました。

よくある質問:イーサリアム以外を使えばいいのでは?

イーサリアム並みの信頼・実績・歴史を持つブロックチェーンは存在しない。たしかに「イーサリアムキラー」と呼ばれるチェーンも複数登場している(Solana、Terra、Avalancheなど)しかし現状はイーサリアムのシェアが圧倒的。

特徴2:ステーキングに対応

ステーキングとは「定期預金」
仮想通貨を預けておくと利息をもらえる仕組みです。

dydXはこのステーキングに公式が対応しています。
dydXを長期保有したいならステーキングを利用すると一石二鳥です。

やり方は後ほど解説します。

特徴3:ガバナンストークンとして機能

DYDXはdydXのガバナンストークンとして機能します。

なおDYDXとdydXの区別ですが、前者はデリバティブ取引のDEX・後者はそのトークン(=コイン)の名前です。

  • ドル:アメリカが発行
  • 円:日本が発行
  • DYDX:dydXが発行

上記のイメージが分かりやすいかなと。

ガバナンストークンとは

「持っているとプロジェクトに対して意見が言える」トークン。株を持っていると株主としてその企業へ意見が言えるのと同じ。

実際に提案や投票が行われています↓
またDYDXを保有しているとdydXで取引する際の手数料が割引されるなどの特典もあります。

dydXに投資した3つの理由

ここまででdydxの概要を説明しました。

次はぼくがdydXに投資した理由に入ります。

  • 理由1:取引高・利益の急増
  • 理由2:規制強化によるトレーダー流入
  • 理由3:エアドロップへの期待

理由1:取引高・利益の急増

DYDXの取引高
引用:Token Terminal

dydXの取引高が急増しています。
9月にはなんとあのコインベースを上回ることさえありました。

コインベースとは

アメリカ最大・世界第2位の仮想通貨取引所。機関投資家もコインベース経由で仮想通貨を購入。

dydXは2021年9月27日に約1.8兆円もの取引高を記録しました。

この数字はどれだけすごいのでしょうか?
おなじ日のコインベースの取引高と日本の株式市場を比較してみます。

  • dydX:1.8兆円
  • コインベース:5,900億円
  • 東証一部:3.2兆円
  • マザーズ:1,169億円

この数字を見ると、dydXのすごさが伝わるかなと。
仮想通貨市場がすでにマザーズの規模を上回っていることも驚きですね。

取引高だけでなく収益も強烈です。

DeFiプロトコルのうち年率換算で100億円以上の収益を上げているのはdydX、PancakeSwap、Yearn Financeの3つしかありません↓
DeFiプロトコルの年間収益年間で500億円弱の収益が見込まれています。
こちらも日本企業の純利益と比較してみましょう。

  • dydX:500億円
  • サイバーエージェント:415億円
  • ZOZO:309億円
  • GMOインターネット:102億円

dydXは日本を代表するIT企業よりも稼いでいるのですね。

あまりにも収益性が高いため、dydXは2021年6月にa16zから出資を受けたのを最後に、資金調達の予定がないそうです。

このように取引高・利益といった数字ベースで考えるだけでも非常に有望だと思いました。

a16zとは

仮想通貨で最も著名なベンチャーキャピタル。「彼らが出資しているプロジェクトに投資をしていればまちがいない」と考える投資家も一定数いる。

理由2:規制強化によるトレーダーの流入

仮想通貨取引所への規制強化によって、dydXに流入するトレーダーが増加すると予想しています。
DEXを規制することは不可能だからです。

DEXはプログラムで動いている無人の取引所のため、インターネット環境さえあれば誰でもアクセスできます。
本人確認などもいらないため、国家であってもだれが利用しているのか特定することはできません。

実際、9月に中国が規制を厳しくした際には、中国人トレーダーのdydXへの流入が加速しました。

今後も規制をかけた国からの流入が見込めるでしょう。

理由3:エアドロップが期待できる

dydXは今後5年間で10億トークンの発行を予定しています。
発行されたDYDXトークンは投資家や関係者に配布されるそうです。

今のうちにDYDXを保有していれば、後ほどさらなるDYDXを無料でもらえるかもしれません。

また過去の例を見ると、エアドロップが行われるタイミングで価格が高騰する例もあります(XEMなど)
そのタイミングで売却することで大きな利益が得られると思いました。

エアドロップとは

条件を満たしたホルダーにトークンを配布すること。

DYDXに投資する上での懸念点はイーサリアム2.0

最大の懸念点はイーサリアム2.0へのアップグレードです。
このアップグレードによりガス代の削減・処理速度の高速化が実現してしまうと、dydXの強みは薄れてしまいます。

ただしイーサリアム2.0へのアップグレードを恐れるなら、投資にふさわしいアルトコインはほぼ存在しません。

この点が気がかりな人はあきらめてイーサリアムに投資すればOKです。

イーサリアム2.0へのアップグレードとは

ガス代削減・処理速度の向上など、現在のイーサリアムの課題を克服するためのアップグレード。すべてが完了するには5年以上かかるとイーサリアム創設者が明言。またアップグレード完了後もイーサリアムの独占とはならず、現在のイーサリアムキラーを含む複数のチェーンが乱立すると予想される。

DYDXの価格予想【結論:わからない】

気になるのがDYDXの今後の価格ですが、、、結論として、わかりません。

というか、仮想通貨に投資するなら目先の価格を気にせずガチホすべきだと思います。

こちらは与沢翼さんのツイート。

与沢さんは過去にリップルで資産を20倍に増やすなど、最強クラスの実績をもつ投資インフルエンサーです。
その与沢さんが「価格なんて気にしてる場合じゃない」とおっしゃっているので、ぼくも価格は気にしません。

AIによる価格予想を紹介

とはいえ、それだけではつまらないので、AIによる価格予想を紹介します。

AIによるテクニカル分析にもとづく価格予想サイト「Price Prediction」の予想は以下のとおり。

  • 最低価格:9.46ドル
  • 平均価格:9.81ドル
  • 最高価格:11.38ドル

ただし、現時点ですでに最低価格を下回っています。
やはりAIの予想なんて当てになりませんね笑。

DYDXの購入手順を3ステップで解説

ここまでの話を聞いて「DYDXに投資してみようかな?」と感じている人へ向けて、DYDXの購入手順を解説します。

  • 手順1:コインチェックでビットコインを購入
  • 手順2:購入したビットコインをバイナンスへ送金
  • 手順3:バイナンスでDYDXを購入

手順1:コインチェックでビットコインを購入

まずはコインチェックでビットコインを買いましょう。
海外の取引所へビットコインを送金する必要があるからです。

DYDXは国内の取引所では取り扱いがありません。
ところが海外の取引所に日本円を直接入金するのは不可能です。

だからコインチェックでビットコインを買い、それを送金しましょう。

なぜコインチェックか?

ビットコインの購入手数料が0円だから。ほかの取引所を利用しているなら無理に開設する必要はない。ただし仮想通貨の基本はビットコインなので、口座を作っておいて損はないかと思う。

無料なのでこの機会に口座を開設するのもアリですね。
»無料でコインチェックの口座開設する

手順2:購入したビットコインをバイナンスへ送金

ビットコインの購入ができたら、次はそれを海外の取引所へ送りましょう。

取り扱いがあればどこでもいいですが、一番のおすすめはバイナンスです。
コインベースをしのぐ世界最大の取引所なので一択かなと思います。

まだ口座を持っていない人はこの機会にどうぞ。
»無料でバイナンスの口座開設する

手順3:バイナンスでDYDXを購入

ここまでくればカンタンです。

バイナンスでDYDXを購入すれば完了です!

DYDXをステーキングする方法を解説【4ステップ】

最後にDYDXをガチホするつもりの方へ向けてステーキングの方法を解説します。
どうせ長期保有するなら利息を稼ぎましょう。

利回りがめちゃくちゃ高いのでおすすめです。(記事執筆時点で27%)

  • 手順1:メタマスクのウォレット作成
  • 手順2:メタマスクへイーサ(ETH)とDYDXを送金
  • 手順3:dydXの公式サイトとメタマスクを連携
  • 手順4:ステーキング開始!

手順1:メタマスクのウォレット作成

まずはメタマスクのウォレットを作成しましょう。

以下の記事でインストール方法を解説しているので、ご活用ください。

手順2:メタマスクへイーサ(ETH)とDYDXを送金

メタマスクのウォレット作成ができたら、DYDXとイーサ(ETH)を送りましょう。

ステーキングまでにガス代が取られます。
ETHも3万円程度ないとダメなのでご注意ください。

手順3:dydXの公式サイトとメタマスクを連携

メタマスク側の準備ができたら、dydXの公式サイトとメタマスクを連携しましょう。
»dydX公式サイトへ

右上の「接続」をクリックするとメタマスクが起動するので、署名すれば完了です。

手順4:ステーキング開始!

いよいよステーキング開始です。

下記画像の「ステーキング」をクリックしましょう。

「流動性プール」ではないのでご注意ください。

記事執筆時点の利回りはなんと、、、27%!
ぼくがステーキングした時点では40%くらいでしたからかなりお得ですね。

ガチホしたい人は必ずやるべきでしょう。

ステーキングの注意点

一度預けてしまうと、一定期間はロック解除できません。ガチホする気がない人はやめておきましょう。

まとめ:dydXは将来有望かも!?

この記事で紹介した内容を理解すれば、dydXについて自信を持って投資することができます。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

  • dydXはデリバティブ取引を提供するDEXである
  • dydXの特徴は①ガス代の削減②ステーキングに対応③ガバナンストークンとして機能
  • dydXが期待できる理由は①取引高急増②トレーダーの流入③エアドロップの期待
  • dydXは海外取引所じゃないと買えない。コインチェックからバイナンスへ送金が必要

個人的には有望な銘柄だと思っているので、ぜひみなさんも検討してみてはいかがでしょうか?

参考文献