資金が少ないうちから投資を始めるべき3つの理由
こんにちは、かずやです。
先日に下記のツイートをしました。
投資できるお金なんてないと思っている人が多いけど、むしろ資金が少ないうちから投資を始めるべきです。なぜなら最初は誰でも失敗するから。いきなりまとまったお金を投資すると大損してしまいます。ですが少額ならほぼノーダメージ。投資余力ができてからでは遅いです。今から練習しておきましょう。
— かずや@仮想通貨 (@study__crypto) November 22, 2021
今日はこのツイートを深掘りし、資金が少ないうちから投資を始めるべき3つの理由、というテーマで話していきたいと思います。
- 自分には投資にまわせるお金なんてない……
- 少額で投資しても意味がないと思っている……
- まとまったお金ができてから始めるつもりです……
上記の方へ向けた内容ですので、ひとつでも当てはまった人はぜひ最後までご覧ください。
資金が少ないうちから投資を始めるべき3つの理由
さっそくですが、本題に入ります。
以下の3つが理由です。
- 理由①:知識を得るため
- 理由②:経験を積むため
- 理由③:資金を捻出するため
どれも一見当たり前に思えることですが、非常に重要なことだと感じているので、投資に関心がある人はこのまま読み進めてください。
理由①:知識を得るため
仮想通貨に詳しくなりたいなら以下に取り組むこと。
・気になる銘柄をまず少額だけ買ってみる
・毎日値動きを追いかける
・価格が大きく動いたらその理由を調べる
机上の空論を学ぶよりも、実際に保有してから勉強した方がはるかに効率的ですよ。— かずや@仮想通貨 (@study__crypto) November 25, 2021
投資にはたくさんの知識が必要です。
金融・経済の知識はもちろんですが、それ以外にも会計に関する知識・投資用語や指標の意味・ツールの使い方などを理解しておかないと、スタートラインにすら立てません。
そしていざ投資するとなったらその業界や銘柄についての理解も深める必要があります。
このような知識は一朝一夕には身につきません。
ぼく自身、証券会社にいたのにもかかわらず、理解できていないこと・理解しているつもりになっていたことがたくさんありました。
退職し、実際に自分で投資を始めたことでようやく、わかったこともたくさんあります。
値動きをただ追っているだけの人と1円でも投資している人では、得られるものがまったく違います。
「まとまったお金ができてから投資しよう」と思っている人も多いと思いますが、いざ資金ができた時にスムーズなスタートを切れるよう、今のうちからできるだけ勉強しておくべきです。
「自分はもうある程度知識があるから大丈夫」と思っているあなたへ。
なんとなく知っているのとしっかり理解しているのは全然ちがいます。
しっかり理解しているの基準は、「投資初心者にわかりやすく説明できるか?」です。
一見わかっているつもりの言葉でも、それを言語化できないなら理解が不十分です。
そして、しっかり理解するためには、自分で体験するしかありませんよ。
理由②:経験を積むため
昨日はイーサリアムのガス代高騰の意味を肌で感じることができました。勉強のためにDeFiに挑戦したのですが、あまりにもガス代が高かったので一時中断してしまいました。
「頭で理解しているだけではなく、実際に体験してみることが大事」というのは投資でも同じですね。— かずや@仮想通貨 (@study__crypto) November 3, 2021
「知識を得るだけなら実際に投資しなくても、本を読んだりして勉強するだけでいいんじゃないの?」と思う人もいるでしょう。
しかし、頭で理解しているのと実際に投資するのとでは全くの別物です。
なぜなら、心理状態がちがうから。
投資というのは、自分のお金を一瞬で失うリスクを含んでいます。
なので、頭で理屈をわかっていても、メンタルが保てずに自爆してしまうということは本当によくあります。
ぼくは投資において、この「自爆リスク」がもっとも大きな影響をおよぼすと感じています。
- 「まだ上がりそう」と思って買い増ししたらそこから暴落した
- 「長期保有しよう」と思っていたのに10%下がっただけでビビって売ってしまった
- 「なかなか上がらないから他の銘柄に乗り換えよう」と思って対応したら、見切りをつけた銘柄が上昇した
このように、実際に損失や利益が出ると、自分でも予期していなかった行動をとってしまうことがよくあります。
だから、本を読んで得た知識なんてすべて机上の空論だと割り切っておきましょう。
そして、実際に投資をやってみるべきです。
もちろん、最初は損する可能性の方が高いと思いますが、少額しか投資できない今なら、たとえ損してしまったとしてもたかが知れています。
だから資金が少ないうちにたくさん練習しておきましょう。
そうすれば、将来まとまった運用資金ができた時に、大損する可能性を軽減することができます。
「資金が少ない状態でやっても、大して増えないじゃん」と思っているあなたへ。
そういう人は目的を誤解しています。
いま手元にあるお金を大きく増やすことが目的ではありません。
そうではなくて、将来の資金をうまく運用するために、少額のうちにスキルを養っておきましょう、という話。
たとえば、10万円だけ投資してみて、それを安定して10%程度増やせるようになったとします。
10万円の10%、つまり1万円しか利益がない訳ですから、大したメリットはありません。
しかし、それができるようになっておけば、将来に役立ちます。
収入がアップし貯金が増え、投資に回せるお金が100万円になったとして、10万円のときと同じこと、つまり10%の利益を出せれば、リターンは10万円です。
これならかなり魅力的ではないでしょうか。
こうした状況を実現するには、資金が少ないうちに利益を出す練習をしておくことが必要なんです。
理由③:資金を捻出するため
投資で利益を出すためには、本業の収入をアップさせて入金力を高めるのが一番手っ取り早い気がします。少ない資金でちまちまと大勝負するよりも、運用額を増やして堅実に投資した方が利益を出せます。そういう意味では、日々の仕事を頑張ることも投資には必要ですね。
— かずや@仮想通貨 (@study__crypto) November 7, 2021
投資の知識と経験が溜まってくると、しだいに「もっと投資したい」という気持ちが芽生えるはずです。
すると自然と、資金を捻出するための努力をするようになります。
節約に力を入れるのも良いですし、本業をがんばって給料を上げようと考える人もいるでしょう。
副業を始める猛者もいるかもしれません。
ぼくの会社は資格を取ると合格金がもらえるのですが、それを目当てに資格試験の勉強に熱中している人もいます。
彼はその合格金を投資に回したいらしいです笑。
このように、投資をしたい、という気持ちをモチベーションに実生活にもプラスの影響が生まれるんです。
これがとても大事だと思います。
投資のためにリアルの生活を改善し、そこで生まれた資金で投資する。
このサイクルが回せるようになると、投資と日々の暮らしの好循環が生み出せます。
この循環を一刻も早く作り出すためにも、資金が少ない今から投資を始めるべきなんです。
何に投資すべきか?
ここまでで、なぜ資金が少ないうちから投資を始めた方がよいのか、理解していただけたと思います。
ですが、「投資した方がいいのは分かったけど、じゃあ何に投資すればいいの?」という疑問が浮かんでくるはずです。
そこでここからは、代表的な投資対象である、日本株・米国株・仮想通貨について、それぞれ解説していきたいと思います。
日本株
与沢翼さんの著書『お金に愛される 真・投資術』からの学び。
・日本株には投資の基礎が詰まっている
・エントリーとエグジットの理由を言語化できるまで考える
・PDCAを回し続け仮説の精度を上げる
・情報発信とのシナジーを生み出す仮想通貨で得た知識・経験をもとに日本株を勉強し直します。 pic.twitter.com/ds05QHnH1g
— かずや@仮想通貨 (@study__crypto) October 18, 2021
まずはやっぱり日本株。
「日本なんて人口減っていくし、オワコンじゃないの?」と思うかもしれませんが、投資の基本を学ぶには最適です。
なぜなら情報収集がしやすいから。
外国株だと決算書や開示情報がすべて英語で書かれていますので、ネイティブ並みの語学力がないと読み込みできません。
また、日本語は特殊な言語のため海外からの参入障壁が高く、日本人であること自体が武器となります。
また、消費者として商品やサービスを手に取ってみることができるのも有利な点です。
フラッとお店へ足を運んでみたり新サービスを利用してみることで、その企業の強みを肌で感じ取ることができます。
ただし、やみくもに銘柄選定をしていては、キリがなくなってしまいます。
本業や趣味にかかわる領域や、身近な企業に絞って、株価を調べることから始めてみましょう。
※上記の話は与沢翼さんの著書『お金に愛される 真・投資術』から学んだ内容です。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
米国株
米国株も選択肢に入るでしょう。
「あれ?さっき日本株がいいって言ったばかりじゃん」と疑問に思う方もいますよね。
たしかに情報収集・分析のしやすさでは日本株に軍配が上がります。
ですが日本企業とちがい、グローバルに発展している企業がたくさんあります。
いわゆるGAFAはその筆頭ですね。
日本株よりもさらに少額から取引できるのも魅力ですよね。
※日本株は100株単位でしか購入できないのに対し、米国株は1株からでも買える。
ただし、米国株の場合、英語の存在が高いハードルとなります。
繰り返しになりますが、決算書や開示情報はすべて英語で書かれているため、ネイティブ並みに読み書きできる人でないかぎりは、読み込みが困難だと思われます。
投資の勉強という意味では、いまいちかもしれません。
もし米国株を買う場合は、GAFAを筆頭とする大型のIT企業を買うのがおすすめです。
GAFAクラスであれば日本にいてもたくさん情報が得られますので。
あまりニッチな銘柄を狙おうとしても、情報収集がむずかしくなるだけなので、やめておいた方が賢明だと思います。
王道の銘柄に張るべきです。
仮想通貨
今から投資を始めるなら株よりも仮想通貨をやったほうがいいと思います。仮想通貨市場は株式市場ほど成熟していないですし、競合も少ないです。さらに仮想通貨の知識が株式投資に活きることもあるので一石二鳥です。まずはビットコインとイーサリアムを買うことからスタートしてみてはいかがでしょう?
— かずや@仮想通貨 (@study__crypto) October 16, 2021
大穴は仮想通貨。今から投資を始める人はもちろん、株の経験がある人にもおすすめです。
ぼく自身は仮想通貨への投資を進めており、個人的にはこれが大本命だと思っています。
なんでかというと、圧倒的に稼げる可能性があるから。
仮想通貨の普及はまだまだこれからです。
株と違い市場が24時間365日動いているので、投資のチャンスも株よりはるかに多いです。
加えて、まだまだプロの投資家が参入していないので、競合は少ないです。
みんなが怪しいと思っているうちがチャンスです。
さらに言うと、仮想通貨は1000円程度からでも購入ができるので、少額の投資とも相性抜群です。
まずは無料の口座開設だけでもしておくべきだと思います。
※口座がないと買いたい時にすぐ動くことができません。
今すぐ投資するつもりはなくても、口座だけは作っておいた方がいいです。
もちろん口座開設にお金は一切かかりません。
ビットコインを買うなら手数料がタダのコインチェックを使うべき。
具体的な銘柄ですが、初心者はまずビットコインとイーサリアムから始めるべきでしょう。
この2つは、ビットコインとイーサリアムとその他、と言っていいくらい、ずば抜けた存在です。
よくわからない草コインを買って一攫千金を狙うより、はるかに安定的に利益を伸ばせるでしょう。
買い方としては積立投資がおすすめです。
ビットコインの積立投資についてはこちらの記事でも解説しています。
まとめ。
最後に今日のおさらいです。
資金が少ないうちから投資を始めるべき理由は次の3つ。
- 理由①:知識を得るため
- 理由②:経験を積むため
- 理由③:資金を捻出するため
「自分もホントに少しだけ投資してみようかな」と思ってくれる方が一人でもいてくれたらうれしいです。
とくに仮想通貨はまだ手を出している人もすくないのでチャンスだと思っています。
ここまで読んでくれた方は仮想通貨取引所の口座だけはかならず作っておいてください。
手続きも簡単なので今すぐ開設しましょう。
※資金が少ない人はビットコインへの積立投資がおすすめです。興味のある方は以下もご覧ください。
ビットコイン積立のメリット・デメリット【仮想通貨なのに低リスク】